子供の頃、台風が来るとワクワクしませんでした? 平スポ石井です。

今は、被害が最少で済む様、願うばかりです。

今日は、旧平スポブログ
に載せていたもので、重要と思われる記事をアメブロに転載します。

以下の記事は、一度目は3年以上前に書いたものですが、警察の捜査の過程で一度は掲載を取り下げ、

その後、捜査が一段落したのち、2009年3月に再掲載したモノを、アメブロに乗り換えた事を期に転載します。

—-以下転載記事(多少、補足も付け加えました)—-

加圧トレーニングのベルトがオークションに出回り始めてきました。

しかしこのベルト・・・かなり問題アリなんです。

なかなか本部も対応してくれないのでこのベルトを自腹を切って入手してみました。

(その後、本部と協力し、取り締まることが出来ました。が、世間には500本以上、出回っていると考えられます)

一見普通の加圧ベルトです。

筋力アップクンの歴史は、

紺色

赤色(バックル補強部分が皮)

赤色(バックル補強皮部分が布)

黒色(ここまではネオプレン製)

筋力アップクンEX

と推移しています。

入手したベルトは補強部分が皮でしたので、2.5世代前のベルトということになります。

種類はその当時、「競技用Sサイズ脚ベルト」と、「上級用腕ベルト」と呼ばれていた物です。
中でもこの脚ベルトは別名、競輪用なんて呼ばれていました(現在では、アスリートモデルと呼ばれています)

このベルト、見た目は一見その当時の本物のベルトなんですが、よく観察してみると問題点がいくつか出てきます。

まず、すぐわかるのがシリアルナンバーが無い。

正規品であれば、ここにシリアルナンバーが振ってある。又は「指導者用」と銘打たれています。


これが本物

ゴム袋を装着するケースが無い。


下が平スポの正規競技用ベルトです。これが無いと圧設定に必要なゴム袋を装着することができません。

長さがまちまち これはヒドイ・・・

縫製が雑でしかもバラバラ きっと中国製だな。。。

そして更に、実際に装着してみるとこれがまたトンでもない代物なんです。

まず脚ベルトに関しての感想は・・・
脚のベルトは固すぎて伸びない。
伸ばした時の復元力が弱過ぎる。
このベルトでまず充分な圧をかける事は不可能。
無理矢理巻けば、伸縮性が弱い為、止血の危険性がとても高い。
ちなみに1回巻いただけでベルトが5センチくらい伸びちゃいました(怒)

そして腕ベルトについて・・・
これは柔らかすぎで、伸縮性がありすぎ・・・
これを素人が巻くと、まず圧の設定がデリケートすぎて止血します。
事実、平スポスタッフ数名が試しましたが、正しく適正圧をかけられませんでした。

加圧トレーニングをしたこと無い人、昔のベルトを知らない人にはわからないかも知れないですが、結論を言ってしまえば、見た目だけ似ている完全に偽物です。
(加圧トレーニング本部にも確認済。100%偽者の粗悪品です)

探せばすぐに見つかります。けれども、このベルトで加圧トレーニングは出来ません。 

加圧トレーニングにならないのです。
危険なだけで、筋力アップを初めとする効果はとても期待できません。

これで加圧トレーニングが出来るなんていう輩は、「真性の加圧素人」です。本物を知らないって怖いですね。

本来、この時代の筋力アップクンは、本当に出来がよく、古い指導者は筋力アップクンEXより、未だにボロボロになってしまった旧筋力アップクンを愛用している人が多いのが事実です。

旧タイプは質が悪かったのだろうなんて考えているのなら大間違いです。確かに耐久性に関しては問題ありましたが・・・

皆さんは、もし興味があっても、安物買いの銭失いにならぬよう(しかも大して安くない)気をつけて下さい。

実物を見たい方は、平塚スポーツケアセンターに置いてありますので、入札する前に手にとってみても構いませんよ。正規品との違いを比べてみて下さい。

一つ言っておきましょう。
このベルトを入手して、全国何処の加圧施設に行ったとしても、誰一人圧の設定はしてくれないはずです。
なぜか??? 手に取った瞬間にこのベルトが偽物であることに気づくからです。

—-以上、転載終了—-


いまだに、このベルトを持って、知らぬフリをして、加圧インストラクター・指導者の元へ、圧の設定を依頼してくる方がいるという報告を今年になってからも数件受けています。

また、まだヤフオクにたまにこのベルトが出品される事もあります。

特に、筋力アップクンEX以前のベルトを知らないインストラクターの方は注意してください。

Author Profile

石井 隆行
石井 隆行株式会社アスリートネット湘南 代表取締役Twitter:@hiraspo
 1969年静岡県伊東市生まれ
 
 静岡大学教育学部卒業
 呉竹鍼灸専門学校卒業
  
 針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師
 NSCA CSCS
 小学校教員免許状
 中学校保健体育教員免許状
 加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト
 ケトジェニックアドバイザー
 ライフキネティックパーソナルトレーナー
    ほか・・・


静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。

当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。
大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。

専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況に嫌気をさしつつも、自身の大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。

現在「平塚スポーツケアセンター」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。