「石井さんのマッサージは、受けている時は痛いのに、揉み返しが全然こないですね

この言葉は本当によく、患者さん・お客さんから言われます。

平スポ石井ですグッド!

世の中の殆んどの人が「強すぎる施術」によって揉み返しが来ると思っています。

が、それは断じてありません(声を大にして言いたい)

僕はこの仕事を始めて以来、3万人以上の施術実績があります。

それ以上に誇れる事は、500人以上の施術家の、様々な治療・手技を受けている事です

その中には、本当に上手な人から、おいおい・・・ってくらい下手くそな人までいましたが、

これまでの経験上で言っても、揉み返しに関しては、手技の強弱は一切関係ありません。

むしろ、弱すぎて物足りないくらいの施術の方が、揉み返しが多くきたかも・・・

揉み返しは、強弱ではなく「理に適っていない手技」によって起こります。

理に適う・・の話はいずれ

もちろん、ただ力任せに施術を行い、組織を傷つけていたりしたら論外ですが・・・

そして、もう一つ言える事ですが

それは「強い刺激」イコール「力の強い刺激」ではない という事。

僕は鍼灸師の資格も持っていますし、もちろん今でも鍼灸の施術もします。

例えば、鍼であれば、

どのツボを選択するのか

そのツボにどの鍼を使うのか

そのツボにどの方向で鍼を打つのか

そのツボにどのくらいの深さで鍼を入れるのか

・・・・

一つのツボに鍼を打つだけでも、最低限これくらいは考えている訳です。

僕がマッサージをする時も、この感覚を非常に大事にしています。

写真のツボは「合谷」という有名なツボですが、大抵の施術家ならここは、1枚目の写真の角度ではなく、2枚目の写真の様な角度で刺激した方がよいという事は知っています。

平塚のプロトレーナーがいる治療院-NCM_0161.JPG

平塚のプロトレーナーがいる治療院-NCM_0162.JPG

僕は、学生時代から、それももっと深く、とことん極めようと考えていました。

どこを押すかだけじゃなく、

そこに、どの方向で力を加えるのか、だけでもなく

その場所に、どの指のどの部分を使って、どの程度の角度で、どのくらいの深さに力を通すのか、その場所で更にどう刺激を与えるのか・・・

すべて、細心の注意を払って施術します。

結果、通常ではありえないくらいの、いわゆる「ツボに入る」状態になるため、

施術を受けている方は、スゴく強い刺激を入れられている感覚になります。

実際、人差し指一本で刺激している程度の場合でも、そう感じるようです。

一時期、「平塚で一番の強揉みは平スポの石井」って一部で噂になり、平塚中の猛者が集まってきてしまった事もあります。

しかし、実際の物理的刺激は大きくないため、冒頭の

「揉み返しが全然来ないですね」って意外だったような言葉になって出てくるようです。

こういった施術の最大の特徴は、

「本当に痛いのは最初の1回だけ」となり(あまり間が空いてしまうとダメなのですが)2週間くらいの間隔で次の施術を受けると、大抵前回のような痛みを感じなくなります。

何より、終わった後の身体の動き、身体感覚が著しく変化します。 そのあたりは、平スポに来ている選手やリハビリをしている患者さんには、特に感じていただいているのではないでしょうか。

揉み返しは強い刺激が原因ではありません。

平塚スポーツケアセンター

http://www.athlete-net.com/

0463-25-4871

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Author Profile

石井 隆行
石井 隆行株式会社アスリートネット湘南 代表取締役Twitter:@hiraspo
 1969年静岡県伊東市生まれ
 
 静岡大学教育学部卒業
 呉竹鍼灸専門学校卒業
  
 針師・灸師・あん摩マッサージ指圧師
 NSCA CSCS
 小学校教員免許状
 中学校保健体育教員免許状
 加圧トレーニング特定資格者・加圧トレーニングスペシャリスト
 スキンストレッチ本部メイン講師
 ケトジェニックアドバイザー
 ライフキネティックパーソナルトレーナー
    ほか・・・


静岡大学在籍時、「資格」も「技術」も「コネ」もない状態にもかかわらず
「オリンピックに選手を連れていく!」と豪語。

当時珍しい学生トレーナーの先駆者となるが、医療国家資格を持たない者が、選手の身体を触るのがご法度であった当時、テーピングを巻くどころかパートナーストレッチをする程度でも「あいつは資格を持っているのか?」と陰口をたたかれ、資格を取る事を決意。
大学卒業後、鍼灸マッサージの専門学校へ通う。

専門学校在学中に、スポーツ界では「応急処置や緊急時に資格なんていってられないだろ」という風潮が高まり、そこから済し崩し的に、卒業時には「誰でも」選手の身体を触ってもよい様な状況になっていた。
そんな状況でも、大学時代に専攻していたバイオメカニクスと手技療法を組み合わせた独自の手法が評判を呼び、「本当に信頼できる身体のスペシャリスト」と多くのアスリートから信頼を獲得、1996年のアトランタ五輪より5大会連続でクライアントのオリンピック出場に貢献する。

現在「平塚スポーツケアセンター」での活動を生業としつつ、
大学時代に描いたその夢を叶えながら、更に大幅修正を加え、現在に至る。