こんにちは、神奈川県平塚市でパーソナルトレーニングを指導している坂本です。
学生アスリートはこの時期多いんじゃないかな、スネの痛みです。
この冬場は多くの部活が大会もなく基礎力を上げるためにトレーニングや走り込みをする時期ではないでしょうか。
そんな時によく出てしまうスネの痛み、実は放っておくと大変時間がかかってしまう厄介なやつなんです。
シンスプリントという言葉は聞いたことがありますか?
スネが痛くなってしまって病院に行くとこのような診断を受けることが多いと思います。
さてこのシンスプリントとはどんなものなのでしょうか。
多くは脛骨過労性骨膜炎と呼ばれるものでスネの骨を覆っている骨膜という組織が筋肉に過度に引っ張られることによって炎症を起こしてしまう為に発症します。
放っておくとその部分の疲労骨折にも繋がってしまう厄介な障害です。
場所は上の図で示したようにスネの内側の骨の際、下1/3位が疼くように痛くなります。
痛む場所が一点のみで特に痛みが強い場合には疲労骨折を疑います。
初めのうちは運動中に嫌な感じが続き運動後に収まりますが徐々に運動後も不快感が続くようになります。
更に症状が進むと日常生活でも例えばベッドから降りた時などにも痛くなってしまうのです。
多くは陸上などのランナーがなってしまうのですが、今の時期前述したように他の部活でも走り込みが多くなり発症してしまいます。
原因は骨と筋肉のバランスが崩れてしまったり、足のアーチが潰れて無くなってしまうことで脚への負担が増えてしまうことなどがあります。
特にスネの付近には上図のようにたくさんの筋肉がついている為疲労が集中して溜まってしまうのです。
それらの症状を起こしてしまうのは脚のオーバーユース(使いすぎ)になってしまうからです。
痛いのを無理して運動を続けてしまうと治り辛くなり復帰までに時間がかかってしまいます。
痛くなったりおかしいなと思った時点で早めに診てもらうことをおススメします。
早期に発見してリハビリや適切な休養を取ることで運動休止も短くて済みますし疲労骨折などの重篤な障害を予防することが出来ます。
辛い時には無理をしないでまずはしっかり休みましょう。
平スポでも適切なリハビリや競技復帰までのトレーニングも出来ますのでいつでも相談してください(^_-)-☆
Author Profile
- 平塚スポーツケアセンターマネージャー
1984年 東京生まれ、山梨育ち
東京医療専門学校卒業
鍼師・灸師・柔道整復師
抗加齢医学会 指導士
介護予防運動指導員
加圧トレーニングインストラクター
LEVEL3 SKINSTRETCH SPECIALIST
トリガーポイントパフォーマンスセラピー
湯河原ライフセービングクラブトレーナー
小さい頃から人に触れるのが大好きでマッサージをして喜んでもらえるのが嬉しい子供だった。
小学生からサッカーを続けていて自身もよく怪我に悩まされその頃にチームに来てくれていたトレーナーにケアをしてもらった事がきっかけでこの仕事に憧れを抱く。
近しい親戚に鍼灸師をしていた人がおり、鍼灸の奥深さに触れ子供の頃の憧れを思いだし現実的な目標に変わりトレーナーになることを決意。
専門学校在学中にライフセービングの選手に出会いトレーナーとして活動を始める、現在でも湯河原ライフセービングクラブのトレーナーとして活動中。
子供の頃から持っている人の喜んでいる顔が見たいという気持ちは変わらずに人の笑顔に支えられて自身の夢を叶える為に邁進中。
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