こんにちは!神奈川県平塚市でパーソナルトレーニング指導をしている坂本です。
今日の話は先日ボディケアを受けに来た高校球児の治療をした時のお話です。
昨年の秋ごろから痛みが出始め徐々に痛みの感覚が短くなり、今ではキャッチボールでも痛みが出てしまうとのこと
もちろんどの動きが原因で肩の痛みを出しているのか、どんな障害が起こってしまって方の痛みを出しているのかを検査して痛みの原因を探します。
検査や動きを見て特に肩の関節には障害はなく、でも痛みで肩が挙げられない
そこで体を触ってみると腕も胸も背中もガチガチに張っていました。
野球による肩の痛みの原因は滑液包炎、棘上筋腱炎、インピンジメント(impingement)症候群、上腕骨骨端線障害(リトルリーグ肩)などなど沢山ありますが今回はどれも違いました。
周りの筋肉がガチガチに固まってしまうと肩の関節は正しい動きが出来ずに痛みが出てしまいます。
オーバーユース(使いすぎ)が原因で肩の関節を中心にしてそれぞれの筋肉が綱引きをしてしまっているような状態です。
今回の子の場合はショートもしながらピッチャーも行う特に肩を使う選手でした。
そこで肩の周りだけでなく胸や腕、背中や腰の緊張を取ってあげることで肩の動きを正しく戻してキャッチボールをしても痛みは無くなり本人も嬉しそうに帰りました。
部活が忙しく頻繁にはケアには来れないとのことだったのでグリッドを使ったセルフケアをいくつか指導もしています。
どうしても野球をしていて肩が痛くなってしまうと様々な障害を疑いがちですが、その前に身体の状況を見て適切に対処出来ればそこまで酷くならずに済みます。
セルフケアも含めて平スポではこんな風に治療を行っているので調子の悪い方は無理をしないで一度ボディケアにいらしてください。
スタッフ一同あなたのベストコンディションを目指します。
Author Profile

- 平塚スポーツケアセンターマネージャー
1984年 東京生まれ、山梨育ち
東京医療専門学校卒業
鍼師・灸師・柔道整復師
抗加齢医学会 指導士
介護予防運動指導員
加圧トレーニングインストラクター
LEVEL3 SKINSTRETCH SPECIALIST
トリガーポイントパフォーマンスセラピー
湯河原ライフセービングクラブトレーナー
小さい頃から人に触れるのが大好きでマッサージをして喜んでもらえるのが嬉しい子供だった。
小学生からサッカーを続けていて自身もよく怪我に悩まされその頃にチームに来てくれていたトレーナーにケアをしてもらった事がきっかけでこの仕事に憧れを抱く。
近しい親戚に鍼灸師をしていた人がおり、鍼灸の奥深さに触れ子供の頃の憧れを思いだし現実的な目標に変わりトレーナーになることを決意。
専門学校在学中にライフセービングの選手に出会いトレーナーとして活動を始める、現在でも湯河原ライフセービングクラブのトレーナーとして活動中。
子供の頃から持っている人の喜んでいる顔が見たいという気持ちは変わらずに人の笑顔に支えられて自身の夢を叶える為に邁進中。
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