9/14~10/4まで韓国の仁川で行われている第17回アジア大会2014

日本選手団の活躍も気になる所ですが
やっぱり大会期間中のトレーナーやメンテナンス部隊の情報が気になります(笑)
9/20付のネットニュース記事

マルチサポート・ハウスの『クライオサウナ』
これ、グッときました
疲労回復に最適ですよね!!
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(お写真拝借)
美容部門ではクライオセラピーとして知られています
気化した液体窒素を使って約-150℃~-170℃で体を数分間冷やすものです

2011年アメリカの陸上選手ジャスティン・ガトリンが
濡れたソックスを履いたままクライオサウナに入って凍瘡になってしまったニュースもありましたね

疲労回復については、サプリメントを始めとする様々なアイテム
栄養論など沢山の情報がありますが
試合後・レース後・本番後に一番行って頂きたい事は

『全身アイシング』

何をさておいても、全身アイシングです

全身アイシングをするとしないとだと、翌日の疲れ方が格段に違います
全身の倦怠感から、筋肉痛、何から何まで違います
明日も強くなる為の追い込みまで出来ます

試しに左半身だけ水シャワーをした時は、悲惨でした
って位違います

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(お写真拝借)

アイシング方法は
アイスバスやクールバス、クライオサウナなどの環境があれば最高ですね
そうじゃなくても「水シャワー」「氷のう」「アイスノン」「アロマオイル」
冷やす方法はいくらでもあります

(アイシング効果とかマニュアル?は調べればいくらでも出てきます)

運動直後の体は、物凄い熱を持ちます

むずかしく言うと
運動時の外力や体重による反復負荷による疲労性炎症
筋肉・関節など局所の組織の変性です

無理かけて、内臓も筋肉も関節も体中が炎症起こしいる状態
血液とか体液もお湯になっているから、自分だけの力じゃ炎症が中々治まらないよ!
って状況です

で、熱を下げる事は疲労回復の第一段階で
それにさえ体力を使っているワケです

冷やさなきゃ!な気がしません?

酒なんて飲んで、身体に厳しいもの食べて
脱水脱塩のところに益々負担かけてる人。。。でこぴんです(笑)

冷やす環境がない?
イイワケです
大会後の反省会や交流の為に?
そんな関係性しか築けないなんて。。。たかが知れてます(笑)

冷やすって超大事!!と確信したのは
もう5~6年前になります
今回のアジア大会に女子ビーチバレー監督として参加している、白鳥勝浩さんの選手時代
豪合宿後のボディケア中の会話です

当時の豪ナショナルチームの設備や環境がとても良かったと
これならどんな選手もカラダに対する意識が高くなるよな~と
沢山の事を聞かせてくれました

その直後から競技者の全身冷却シーンは沢山目にするようになりましたよ

・競泳日本代表チームの練習後のプールサイドでのアイスバス映像

ibath

(お写真拝借)

 

・日本女子サッカー代表チームのトレーナーさんからのお話 などなど

josi      ragubi
(お写真拝借)

ちなみにトヨダのトレーニング後は必ず絶叫しながらの水シャワーです(笑)

兎にも角にも
選手の体を守るのは、選手自身
その手助けが出来るのは、きっと私達

勝つ・強くなる事を追求し続けるには
現状のベストを「自分で作り続ける」という意識改革が必要です

今日良いパフォーマンスが出来ても
明日ボロボロじゃダメです
何事も計画性と工夫です

私たちも常にそんな環境や情報を提供できるように
日々勉強して精進していく次第であります\(-o-)/

皆さん、試合後に一杯ひっかけます??
ぜひ、全身冷却して、必要栄養素を補給してからにしてください
キンキンに冷やしたビール☆☆☆。。。ダメです(笑)
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(お写真拝借)

あ、それから、クライオサウナは100万弱で買えるッぽいです!
115000.00 UAH ですよ!社長(笑)!

Author Profile

豊田 玲子
豊田 玲子平塚スポーツケアセンター 理学療法士
1984年神奈川県生まれ
理学療法士 NSCA-CSCS JATI-ATI
ボディフィットネス元日本代表

幼少期から走り回っていた豊田は、運動が大得意でした

学生時代に大きな膝の手術を両膝に2回しました

ケガをした事で基礎医学・トレーニング学・栄養学に始まり
競技離脱から完全復帰までの心理的側面まで沢山の事を学びました

学生時代の実体験が今の自分への入り口だったと思います


でも怪我や手術の影響は想像以上でした

日常生活には支障がないレベルの悪さを
『受け入れていた』といえば聞こえは良いですが
根本的な改善を端から諦めていました

そのまま運動し続けていた事で
代償動作の積み重ねで固まった身体は癖だらけでした

捻れている・伸びきらない・曲がらないは仕方ない
だから、痛いのは普通、左右も違って当然
将来手術になるかもな

いつかの豊田の様に、そう思っている方、多いと思います

身体は諦めなければ、必ず良くなります
良くする!良くなれ!と思えさえすれば、その瞬間から必ず進化し続けます

諦めたら、悪さが悪さを呼んで
どんどん身体の機能が低下します
どこかでまた障害やケガに繋がります


そうなる前に相談するところがあれば
正しい助言を得れる場所に出会えれば
根本的な改善への自主性を身につける事が出来れば

もっと違った人生になるはず

「出会えてよかった」と思って頂ける
平塚スポーツケアセンターはそんなジムです

そこの豊田玲子の一面は、こんなです(笑)

どうぞ宜しくお願い致します♪