昨日加圧トレーニング学術学会へ参加した後、東京で開催されていたほぐし会でお手伝いと勉強をしていました。
面白い事、刺激的な内容が盛り沢山だったので、ほぐし会での出来事から1つご紹介。

・肩凝りが酷いと訴える男性
・パソコン仕事
・ほぼ一日中座っている
・運動習慣なし

現状説明だけでも改善策が色々と考えられそうです。
でも今回は意外なポイントが大きな改善点となりました。

まず、座った状態で本人の訴える肩凝りの部分を触ってみたら。。。
凝ってないんですよ。硬いんですけど、凝ってないんです。通常の肩凝りさんとは明らかに違う質感。
そして座位姿勢改善、環境設定アドバイス、動作改善、色々と進めていくうちに、物凄く違和感を感じるポイントが出てきました。メガネです。

「ちょっとメガネとって貰えませんか?」
。。。硬さが一発で抜けた。。。
「メガネ、かけてください」
。。。硬くなったぁー!!

豊田はまだ目に悩みがないので、メガネやコンタクトの本当の辛さを実感した事は無いのですが、
場合によっては、装着するだけで、ここまで影響するのか!?と驚きました。

「このメガネを選んだ理由は?」
『かっこいい』
確かに。。。結構カッコいいおしゃれメガネでした。
身につけるものや持ち物は、テンションアップに繋がる為、カッコいい・かわいいと感じる点に拘る事、かなり大切だと思います。

でも、ここまで極端に身体に悪影響を与えると、話が変わってきます。

同じ時間帯にもう1人メガネをかけている方がいらっしゃったので
その方のメガネと比較させていただきました。

双方のメガネ、デザインは基、重心バランスが全然違うんです!!
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フレームの形、材質、レンズの種類、留め金や装飾の位置。。。メガネ単体を考えても自分にジャストフィットさせる要素って沢山ありすぎると思います。
それに加えて、それぞれの骨格や肉付き・仕事内容で選択肢が変わると思います。

お値段もピンキリ。
きっと高ければフィットして、安いものが合わない。。。じゃないと思います。
これは、もう、片っ端からかけマクルしかないと思います。
で、一番居心地のいいメガネくんを見つけるといいと思います。

あ、今初めてジックリ見ましたが、メガネの構造って使い続けると絶対歪みますね。使っていて劣化しません?しますよね?
という事は、長い付き合いになる毎日使うメガネ。。。コスパも含めてとことん探す価値があると思います。

今回の方、最後に更に驚愕の事実を気づかせてくれました。

この体勢で下半身をケアしていて
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メガネとると

こんな遠くの出来事なのに、下半身は更に緩んで

メガネつけると

すぐに硬くなるんです(ーー;)アチャー

目、大切にしよう。。。
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社長のデスクにあった物を拝借。ケ〇ト・デリカット(笑)

Author Profile

豊田 玲子
豊田 玲子平塚スポーツケアセンター 理学療法士
1984年神奈川県生まれ
理学療法士 NSCA-CSCS JATI-ATI
ボディフィットネス元日本代表

幼少期から走り回っていた豊田は、運動が大得意でした

学生時代に大きな膝の手術を両膝に2回しました

ケガをした事で基礎医学・トレーニング学・栄養学に始まり
競技離脱から完全復帰までの心理的側面まで沢山の事を学びました

学生時代の実体験が今の自分への入り口だったと思います


でも怪我や手術の影響は想像以上でした

日常生活には支障がないレベルの悪さを
『受け入れていた』といえば聞こえは良いですが
根本的な改善を端から諦めていました

そのまま運動し続けていた事で
代償動作の積み重ねで固まった身体は癖だらけでした

捻れている・伸びきらない・曲がらないは仕方ない
だから、痛いのは普通、左右も違って当然
将来手術になるかもな

いつかの豊田の様に、そう思っている方、多いと思います

身体は諦めなければ、必ず良くなります
良くする!良くなれ!と思えさえすれば、その瞬間から必ず進化し続けます

諦めたら、悪さが悪さを呼んで
どんどん身体の機能が低下します
どこかでまた障害やケガに繋がります


そうなる前に相談するところがあれば
正しい助言を得れる場所に出会えれば
根本的な改善への自主性を身につける事が出来れば

もっと違った人生になるはず

「出会えてよかった」と思って頂ける
平塚スポーツケアセンターはそんなジムです

そこの豊田玲子の一面は、こんなです(笑)

どうぞ宜しくお願い致します♪