こんにちは、神奈川県平塚市でパーソナルトレーニングを指導している坂本です。
先日トレーニングに通っているお母さんから息子さんの膝の痛みについて相談を受けました。
中学校1年生でサッカーをしている男の子なのですが、最近走り込みや補強のトレーニングでジャンプなどをすると膝が痛くなってしまうそうです。
病院ではオスグッドシュラッター病と診断されて安静にしておくように言われたようです。
そこで簡単なストレッチとグリッドのやり方を教えたところ次の週には大分楽になったと喜んでいました(*’▽’)
ところでオスグッドシュラッター病ってなに?って方のために簡単に説明させていただきます。
年齢は10歳から15歳ぐらいの小・中学生に多く発症し、 割合としては男子に多く発症します。
女子の方が1~2歳早く発症します。 バスケットボールやバレーボールなどのジャンプが多いスポーツをしている子供によく見られます。
また、サッカー選手なども多く発症します。 その他にも学校での体育以外はしていないスポーツレベルの低い方でも発症する場合があります。
原因は骨の成長が筋肉の成長に追い付かないために収縮する力が強くなってしまい脛の部分の軟骨が引っ張られて剝がれてしまう為に起こります。
他にも身体の硬さやトレーニング量、シューズなどの道具も原因になることがあります。
症状は運動時に膝のお皿の下のすねの部分の痛みがあり、 特にジャンプなど大腿四頭筋を強く収縮させる動作時に顕著となります。
歩行時や階段昇降時にも疼痛が出現することがあります。
膝のお皿の下に軽度の腫れや熱感、圧痛が見られます。
基本的な治療は運動を休んで痛みが出た場合には冷やしながらマッサージをしたり大腿四頭筋のストレッチをすることで痛みが出ることを防ぎます。
平スポでおススメしているグリッドでのケアは
写真の様に大腿四頭筋の筋膜をリリースします。 詳しいやり方は先日のブログの大腿四頭筋を見てください。
大腿四頭筋のグリッドをすることでそのまま安静にするよりも早く痛みが治まります。
膝の痛みで辛い時には無理をしないで平スポに相談してください(^_-)-☆
Author Profile

- 平塚スポーツケアセンターマネージャー
1984年 東京生まれ、山梨育ち
東京医療専門学校卒業
鍼師・灸師・柔道整復師
抗加齢医学会 指導士
介護予防運動指導員
加圧トレーニングインストラクター
LEVEL3 SKINSTRETCH SPECIALIST
トリガーポイントパフォーマンスセラピー
湯河原ライフセービングクラブトレーナー
小さい頃から人に触れるのが大好きでマッサージをして喜んでもらえるのが嬉しい子供だった。
小学生からサッカーを続けていて自身もよく怪我に悩まされその頃にチームに来てくれていたトレーナーにケアをしてもらった事がきっかけでこの仕事に憧れを抱く。
近しい親戚に鍼灸師をしていた人がおり、鍼灸の奥深さに触れ子供の頃の憧れを思いだし現実的な目標に変わりトレーナーになることを決意。
専門学校在学中にライフセービングの選手に出会いトレーナーとして活動を始める、現在でも湯河原ライフセービングクラブのトレーナーとして活動中。
子供の頃から持っている人の喜んでいる顔が見たいという気持ちは変わらずに人の笑顔に支えられて自身の夢を叶える為に邁進中。
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